一つ一つ手作業で収穫
機械で掘り起こした後は、潮干狩りのように手作業でひとつひとつアピオスを拾っていきます。これはかなりの重労働ですが、傷つけないで収穫するにはやはり人の手がいいようです。
生産者の園山さんは首都圏より、佐井村の自然環境に惹かれ夫婦で移住。北限の猿の生態調査中に猿が食べない農作物アピオスに興味を持ち、農作放棄地や昔農地だった所を開墾して農地を確保。アピオス栽培を始め4年目を迎えています。農薬や化学肥料を使用せず、肥料はウニの殻等を発酵させた物を使用しています。佐井村の海から風に乗ってくるミネラル類等、佐井村の自然環境をフル活用した園山さんの農園は鳥や虫はモチロン、サルや熊まで訪れる自然と共存した園地とも言えます。
該当する商品がありません
佐井村のアピオスは「寒さらし」をして甘さを増したアピオスです。寒さが厳しく一番甘みが出る2月ごろに蒸し加工して甘みを閉じ込め、冷凍で販売しています。栄養価が大変高く、テレビなどのメディアでも話題のイモです。
機械で掘り起こした後は、潮干狩りのように手作業でひとつひとつアピオスを拾っていきます。これはかなりの重労働ですが、傷つけないで収穫するにはやはり人の手がいいようです。
11月ごろ収穫したのち、0℃前後の外気温に当てて「寒ざらし」をします。寒さから身を守るため糖分を増やした一番おいしいアピオスを蒸して冷凍します。そうすることで甘みが抜けていくのを防いでいます。
アピオスはエネルギー、タンパク質、炭水化物、カルシウムなどの栄養を多く含むこともわかっています。また豆の仲間なので大豆に含まれるイソフラボンも含まれています。栄養が豊富なので1日に2〜4個で十分だそうです。
アピオス100gあたりの栄養成分(星川清親著「奇跡のアピオス健康法」より引用)
◆タンパク質:じゃがいもの約3倍!
◆食物繊維:じゃがいもの約5倍!
◆カルシウム:じゃがいもの約30倍!
◆鉄分:じゃがいもの約4倍!
◆ビタミンE:ほかのイモ類には含まれない!