8月の下旬から1か月ほどの間に「みず」(ウワバミソウ)の葉の枝の間にあずきのような色の実がなります。実際は実ではなく、養分を貯え肥大化した肉芽、ミズの「むかご」です。ミズムカゴ・ミズノメ・ミズノコ・ミズノコブなど色々な呼名があります。採取できる期間は約1か月ほど。台風シーズンもあり、青森の山に入れる期間は少なくなることもありますが、希少なのは実の少なさです。ミズがあっても実があるとは限らず、また一本のミズから4〜5個ほどの実しかないこともあり、1時間かけても100g採れるか分からない、と採取されている方はお話されるほど、希少なみずの実です。