十和田湖は青森県と秋田県にまたがる十和田八幡国立公園内にある二重カルデラ湖で、最大水深は327mあります。もともと魚がすんでいなかった湖に『近代日本の養殖家三偉人』の一人である和井内貞行氏が、支笏湖から譲り受け、ひめますの養殖に成功。以来、十和田湖の特産品として知られるようになりました。
青森県十和田市の十和田湖ひめます
十和田湖の宝魚ともいえる、十和田湖ひめますの採卵、ふ化から、稚魚を育て放流、さらには十和田湖の水質の改善など、ひめますに関わるあらゆることに尽力しております。
地元でしか味わえない十和田湖ひめますを是非一度ご賞味ください。
生のひめます 4月末〜10月末(禁漁期間:6月20日〜7月11日)
冷凍のひめます 通年
十和田湖増殖漁業協同組合
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十和田湖のひめます
十和田湖増殖漁業協同組合が出願していた「十和田湖ひめます」が、地域団体商標に登録されました。2014年12月25日付け
同組合は、鮮度がいいヒメマスを食べてもらえるように、さらなり品質管理を徹底し、全国の皆様に届けていきます。
”ひめます”とは
ひめますとは、サケ科の淡水魚で、海を知らずに育ったベニザケのことを「ひめます」と呼びます。日本国内でも屈指の水質を誇る十和田湖の中で育ち、一生を終えるヒメマスは刺身でも焼いても美味なことで知られています。獲れる量に限りがあるため、ほとんどが湖のホテルや宿泊施設で消費されてしまい、一般に流通することはなかなかありません。海で育つサケ・マス類は一般的に寄生虫の危険性があることから、生食の場合は一度冷凍しますが、ひめますは海に出ることなく湖の低水温域に生息しているため、冷凍することなく生の刺身で食べることができます。
”ひめます”の身は非常に美味
ひめますの身はベニザケに似て赤身で軟らかく、非常に美味です。ひめますの身は淡泊であっさりとしていて、サーモンの刺身が食べれない人でも食べやすいくせのない魚です。サイズが大きくなればなるほど脂がのりやすくなります。刺身、塩焼きはもちろん、フライ、ムニエルでも美味しくいただけます。燻製にしても、身はソフトな食感で絶品です。
”ひめます”の刺身のつくり方(動画で解説)
十和田湖ひめます漁の方法
9月から10月に親のひめますを採捕して、成熟してから採卵します。ふ化場で卵からふ化した稚魚は、翌年の新緑の季節の6月から7月頃に放流され、2年から3年後に刺し網漁により漁獲されます。刺し網漁とは遊泳・通過する場所を遮断するように網を張り、その網目に魚の頭部を入り込ませることによって漁獲する方法をいいます。
十和田湖の歴史
再生する十和田湖の水質
十和田湖は、かつて20m以上の透明度がありましたが、観光開発などにより水質が悪化し、一時は10mまで低下し、ひめますの漁獲量も激減しました。そこで2001年より「十和田湖水質改善推進協議会」が発足し、EM(有用微生物群)による湖水の浄化とひめますの復活を目指す活動が開始されました。観光施設や漁師、十和田湖に関わる全ての人たちの協力もあり、11年目の現在では、湖底には水草が繁茂し、湖底から酸素の泡が次々とあがってくるなど大きな変化が見え、湖の透明度もかつての透明度を通り戻しつつあります。又、湖の水質が改善されると共に、ひめますの漁獲量も戻ってきました。
十和田湖増殖漁業協同組合
現在、貴重な水産資源であるひめますを守り続けているのが、十和田湖増殖漁業協同組合です。小林義美組合長を筆頭に、組合では採卵、ふ化から、稚魚を育て放流、さらには十和田湖の水質の改善に至るまで、ひめますを守り続けるためにあらゆることに尽力しています。