発送日程
販売開始は8月上旬頃
第1期:9月上旬〜9月中旬
第2期:11月上旬〜3月下旬
にんにくの芽(芯)はじゃがいもと違って毒はありません。(中華料理で使う『にんにくの芽』は正確には茎で、これも芽が伸びたものです)なので食べても問題はありませんが、にんにくの芽(芯)は炒めたりすると焦げやすくエグミが出るものなので調理の際は取り除くのが基本です。 にんにくをすぐに使う予定がないまま、芽が伸びたにんにくはばらして皮をむき水耕栽培もおすすめ!1週間もすれば立派な葉っぱが出てくるのでにらのようにして食べてもいいし、葉っぱから根っこまでを油で揚げて食べるのも人気です!
●8月頃にお届けするにんにく:【常温保存】:2〜4週間程度。日陰で風通しが良く湿度の低いところに保存。1か月以内を目安にお召し上がりください。
●それ以降にお届けするにんにく:【冷蔵保存】:1〜2カ月。新聞紙にくるんだ状態で冷蔵保管後、2週間以内を目安にお召し上がりください。
(※冷蔵庫内は−1〜2℃ぐらいの場所で保管ください。野菜室は3〜8℃あり、発芽しやすくなるためむいてません。)
●冷凍保存:約1カ月くらい可能(風味が変わる)。
・一かけずつ分けてフリーザーバッグに入れて冷凍。
・スライスや刻み、おろして1回分ずつ冷凍で使い勝手Good!
※冷凍したものはふにゃふにゃになるので解凍しないで使う。
●調理保存:〜1年。しょうゆ、みそ、酢、オイル、焼酎などお好きなものに漬け込んで。
●生のにんにくは胃腸を強く刺激するので一日に1片程度に。その場合にんにくのみを単独で食べるのは避ける 。また、生にんにくを長期間にわたり食べ続けるのは止める。生にんにくは刺激が強く腸内でビタミンを作るための菌の繁殖まで抑えてしまい、口唇炎・口角炎・舌炎・皮膚炎などが起こりやすくなる。
●粉末状にしたガーリックパウダーだと350mgまでと言われている。
●黒にんにくも多くても一日2〜3片程度にすること。食べ過ぎは禁物。
●小さな子供や妊婦の方、授乳期の方は沢山摂取するのは避けたほうが良い。
この目安は、あくまで個人差があるのでまず軽めに食用を始め、自分の適量を見つける。摂り過ぎると腸内の善玉菌も抑制してしまうので要注意。
■アリシン
にんにくをすりおろしたり、切ったりするとアリイナーゼという酵素が活発に働き、にんにく中のアリインをアリシンという強い臭いを出す成分に変えます。さらにアリシンはビタミンB1と結びついてアリチアミンという物質に変わります。ビタミンB1 は、アリチアミンの形になると10倍以上も吸収がよくなります。さらにアリチアミンは血中に長く留まることができるので、ビタミンB1 の働きが持続します。
■スコルジニン
今から約70年前の1936年に日本人の小湊博士によって発見された、にんにくに含まれている硫黄化合物で、アリシンと同様にエネルギーの源となるビタミンB1の吸収を助けエネルギーを作り出す力を高める作用を持っていますが、アリシンのように強いニオイを発生させるものではありません。
■フルクタン
フルクタンとはショ糖を末端としてフルクトースが結合した水溶性多糖で、貯蔵多糖としてにんにくに含有されています。にんにくの乾燥物換算では約80%余りを占めるといわれている、にんにく中の主要な成分です。 この植物フルクタンを消化する酵素をヒトは持っていないため難消化性の糖類であり食物繊維として作用しますが、腸内細菌のビフィズス菌などはこの多糖を利用することができます。
■モリブデン
モリブデンは肝臓や腎臓で酵素の働きをサボートする超微Iミネラルで、老廃物である尿酸の代謝、糖質や脂質の代謝に関わっています。主に肝臓や腎臓に存在し、体の中に入った有害物質を分解する酵素の成分となります。また鉄の働きを促す酵素の主成分でもあり、血液に関わるミネラルです。鉄の働きを促し酵素の主成分として造血に役立ちます。更に尿酸などの代謝にも関わります。
■今、大注目の!アホエン
アホエンは生のにんにくには含まれておらず、アリシンが50〜80℃の熱によって変化したものです。しかしながら100℃以上では効果がなくなってしまいます。脂溶性のため油と一緒にとると吸収がよくなります。独特の臭いが無く、胃を荒らすなどの副作用も起こりにくいといわれています。
■驚きの働き!S-アリルシステイン
S‐アリルシステインはにんにくを熟成させることによって生成される水溶性含硫アミノ酸で、無臭成分です。今現在の研究ではにんにくにしか含まれていないことが分かっています。黒にんにくだけでなくにんにく味噌やにんにくの醤油漬け、にんにくの酢漬けなどはS‐アリルシステインを摂取できる効果的な方法と言えます。これらと通常の生にんにくのS‐アリルシステインの含有量を比較すると(にんにく1gあたり)、
・3年酢漬けのにんにくは3.8倍
・1年醤油漬けのにんにくは10.5倍
・3年焼酎漬けのにんにくは11.5倍
という驚きの結果も報告されています。
青森県で育てられている主な品種『福地ホワイト六片種』の旬は、6月下旬〜7月上旬です。秋に植えられ芽を出してまもなく雪に埋もれ、春になって雪解けを迎え夏に向けてぐんぐん育ちます。
薄皮をむいて、1片ずつにしたにんにくをラップに包んで冷凍保存もできます。自然解凍か、流水で解凍して使えます。
にんにく醤油、にんにく味噌、 にんにく オイルなどに加工すれば、長期保存も可能となり、栄養価も高まり、発芽防止、保存期間延長に繋がります。
■にんにく醤油のつくり方
1.薄皮をむき、根元の硬い部分を切り落とします。そのあとに半分に切り、芽の部分を取り除きます。気にならない方はそのままでも構いません。※薄皮をむいて丸ごと漬けても構いません。
2.煮沸消毒してよく乾かした瓶を使用します。瓶ににんにくを入れ、にんにくが浸るぐらいまで酢を入れます。約1週間おいた後に、にんにくだけ取り出し、酢を捨てて、醤油に漬けます。※最初に醤油につけるとガス発生するので、酢につけて発酵させてガス抜きします。
3.約1ヶ月ほど漬けて出来上がります。