青森県の南部地方で、実家が農家だった大石さんは、普通の仕事の傍ら、野菜や果物を栽培をしていましたが、20年ほど前にカシスとブルーベリーの苗木を約1000本ほど入手し、本格的な栽培に取り組みました。ただし、農薬や肥料を購入する資金もなかった大石さんは、最初から農薬、肥料を使わず栽培してきました。そのため、どんどん生えてくる雑草は機械で刈り取り、虫に関しては一匹一匹手で取るという根気のいる作業を20年も続けてきました。林に囲まれた山の中のため、他の農園の薬が飛んでくることもなく、農薬を使用しない環境としては絶好の場所となります。