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(冷蔵)八戸伝統野菜「糠塚きゅうり」
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【発送時期】7月5日以降から天候次第(それ以降も収穫でき次第の発送になりますのでお届けまでお待たせする場合がございます。
青森県八戸市の伝統野菜「糠塚(ぬかづか)きゅうり」は、ほんのり苦さもあり(まったく苦くないものもあります)みずみずしくパリッとした食感です。
糠塚きゅうりは、藩政時代に参勤交代の途中で種子を持ち帰り、当時、野菜の供給を担っていた青森県八戸市糠塚地区に植えたことが始まりと言われている伝統野菜です。1株当たりの収穫量は10本程度と少なく(一般的なきゅうりは100本程度)、寒さや病気に弱く栽培が難しいことから一時小売店から姿を消しました。
八戸市では種子の継承と生産技術の伝承を図るため、平成26年2月に市内の生産者からなる「八戸伝統野菜糠塚きゅうり生産伝承会」を立ち上げ、9人の生産者が参加しました。生産伝承会設立後は生産量も増え、八戸市の夏の風物詩として復活を遂げ、市内の小売店等でも見かけるようになりました。
一般的な細身のキュウリよりも薄い緑色をしており、形はずんぐりして太く短いのが特徴です。重さは約500グラムにもなるものもあります。独特のシャキシャキとした食感と苦みが最大の特徴です。ただし、収穫時期などにより全く苦みのないものもあります。※苦みのありなしでの注文はお受けできません。
糠塚きゅうりは見た目がゴツゴツし、色も黄色くなっています。皮はやや厚めです。お好みにより皮はピーラーなどでむきます。種の部分はそのままお召し上がりいただけます(むしろみずみずしく感じます)。ツルがついている部分は苦みがあるように感じます。
よく冷やした糠塚きゅうりの皮をピーラーなどで削り、味噌をつけて食べるのが一般的ですが、もろみみそ、マヨネーズなどとも良く合います。中の種の部分が硬くなくまだ新鮮なうちは中の種の部分も美味しく食べれます。種の部分が硬くなっている場合には種の部分をくり抜き味噌を付けて食べます。みずみずしい種の部分とパリッとした身の部分を一緒に食べるのがお勧めです。 苦みが感じられる場合にはチャンプルーなどの炒め物などにもあいます。
材料 (1)豚肉を生姜・にんにく少々、醤油、砂糖、鶏ガラスープの素、お酒で味付けしなじませます。 (2)ごま油で糠塚きゅうりを強火で炒めます。水分がでてきたら、取り除きます。 (3)糠塚きゅうりは一旦、お皿にとりだします。 (4)(1)の豚肉を炒め、火が通ったら(3)を混ぜ炒め、塩コショウ・白いりごまで味を調えます。 (5)糸唐辛子があるとピリっとした味になります。夏にも食欲が増す料理です。お試しください。
南風農園さんは農薬・化学肥料や除草剤などは使わず、有機JAS栽培認定した畑でニンジンをはじめニンニク、大豆などを生産していますが、八戸伝統野菜糠塚きゅうり生産伝承会のメンバーの1人で自家採種をしながら糠塚きゅうりの品種を守るため頑張っています。